そもそも、コンプレックスを抱えるのはなぜ?
人はさまざまな場面でコンプレックスを抱きます。
皆さんも、容姿や学歴・職歴、性格などのことでコンプレックスを感じたことがあるのではないでしょうか。
コンプレックスとは?
そもそもコンプレックスとは、「人より劣っている」と思う感情のことで、現在の日本においては「劣等感」とほぼ同義として扱われています。
人間が集団で生活している以上、周りの人との違いは自ずと明らかになるもの。
「私はみんなより背が高い/低い」
「私だけ学歴が低い」
「あの子より性格が暗い」
など、誰かを羨み、自分をその誰かよりも下だと思ってしまう気持ちは、誰しもが持つごく自然な感情とも言えます。
また、コンプレックスがあっても、それをバネに努力し、より良い方向へと向かうことができることもありますね。
例えば、成績が悪いのがコンプレックスで、人より多く勉強し克服した経験がその人の成長につながることもあるでしょう。
しかし、コンプレックスを過度に気にしてしまい、ネガティブな感情に陥ってしまったり、自信を無くし、前向きな行動ができない場合もあります。
そのため、コンプレックスを抱くことそのものよりも、対処できずに明るい人生を送れない事の方が問題なのです。
コンプレックス解消への近道
では、実際に抱いているコンプレックスにはどのように対処するのが良いでしょうか。
コンプレックスの原因を取り除く
前述の通り、人より劣っているという認識は、努力するきっかけになることもしばしばあります。
その結果、コンプレックスは解消し、自信ややる気につながることも。
勉強やダイエットはその好事例と言えるでしょう。
また、一重まぶたがコンプレックスで二重まぶたに整形するという場合もありますね。
このように、コンプレックスを感じる原因を取り除くことで、今より前向きな生き方ができるようになります。
未成年でもプチ整形は受けられる?
現状を受け入れる
コンプレックスの形はさまざまであり、努力でどうにか変えられるものもあれば、自分の力ではどうしようもないこともあります。
貧困や家庭環境、離婚歴などは事実として変えられるものではありません。
そういった場合は現状を受け入れた上でその事実に固執せず、ありのままの自分を好きになるよう思考を変化させることが、コンプレックス解消の第一歩と言えます。
もちろん、考え方を変えることは簡単ではないかもしれません。
上手くいかないときは、誰かに相談したり、自己啓発本やカウンセラー等に頼るのも一つの方法です。
最近は、オンラインでできるカウンセリングサロンなどもありますので、上手く活用してみるのも良いかもしれません。
自分の長所に目を向ける
コンプレックスが強い人は、ついついそこばかりが気になってしまいがち。
そんな時は少し視野を広げて、自分の長所に目を向けてみましょう。
あなたの持つ特技やスキル、人から褒められた経験など何でも構いません。
自分の長所にフォーカスすることで自己肯定感も高まり、精神的に安定するので、コンプレックスを気にしすぎてネガティブになることも減っていくはずです。
まとめ
コンプレックスは誰もが持つ感情であり、それ自体が決してマイナスになるというわけではありません。
上手に向き合い、対処するよう働きかけることが、コンプレックス解消への一番の近道となるのです。